東京大学副産物ラボでは「影響」という掴みどころのない説明原理を研究するため、特定のトピックを「影響」というレンズを通して考察することで、概念の振る舞いの輪郭を間接的に捉える方法論を採用しています。ここ一年は「墓」という誰もが遅かれ早かれ何らかのかたちで折り合いをつけることを余儀なくされる特異な人工物をテーマにしてきました。残された生者たちの共同体論に絡めとられがちな墓を、自分の生を超えた効果を不確定な未来に及ぼすための「影響の装置」として捉えなおすことで炙り出される隠れた作用のネットワークを多角的に読解するため一連のセミナーを開催します。
*対面とWebinarのハイブリッド開催です。参加費無料、学外の方も参加できます。
*開始時刻は毎回19時、対面の会場は駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム1。
*対面は先着40名(要申し込み)。Webinarは事前登録された方にリンクを送ります。